私は、毎日ポッドキャストを聴いている、いわゆる「ヘビーリスナー」です。
耳だけで情報を取り入れられるポッドキャストは、通勤や家事の時間など「何かをしながら」のインプットに最適です。
この記事では、ヘビーリスナーである私が実際に日々聴いている番組の中から、教員の方におすすめするポッドキャスト番組を紹介します。
教育に直接関係する番組もあれば、そうでない番組もありますので、教員とは関係ない一般の方にも読んでいただきたいです。
教員にポッドキャストをおすすめする理由
おすすめポッドキャスト番組を紹介する前に、教員の皆さんにポッドキャストをおすすめする理由をお伝えします。
通勤時に「ながら聞き」できる

通勤時に「ながら聞き」できることがおすすめの理由の1つです。
特に地方では、通勤に車を利用している教員の方が多いと思います。私もその1人です。車通勤中には、読書したり新聞を読んだりすることができません。
しかし、ポッドキャストなら運転中に「ながら聞き」できるため、時間を無駄にせずにインプットの時間にあてることができます。
また、電車の中や徒歩での移動中に聴くことができるため、電車通勤の方にもおすすめです。
短時間で効率よく情報収集できる

多忙な毎日の中で、インプットの時間に多くの時間を割ける方は決して多くないでしょう。
ポッドキャスト番組の中には、短時間に効率よく情報をインプットできる番組が多くあります。忙しい毎日の中でも短時間で情報収集が可能となります。
また、ポッドキャスト以外にも「オーディオブック」もおすすめです。通勤時間などを貴重な読書時間にあてることができます。
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教員におすすめのポッドキャスト番組(本題)
ここからは、私が実際に聴いているポッドキャスト番組の中から、教員の方におすすめの番組を紹介します。
Kids’ News – キッズニュース

「新井里菜(あらいりな)」さんが配信する「Kids’ News – キッズニュース」は、子ども向けのニュースポッドキャスト番組です。
【この番組(ばんぐみ)は?】
世界(せかい)で起こる世界(せかい)で起こる(おこる)ニュースをわかりやすくお話(おはなし)していく番組です。「この人(ひと)だれ?」「どんな国(くに)?」「なんでニュースになってるの?」そんな気になる(きになる)こたえを一緒(いっしょ)にみつけていきましょう。
【大人の人へ】
〜親子に信頼できる情報源を〜 『Kids’ News – キッズニュース』は小学1年生〜3年生に向けた子ども向けニュース番組です。ファクトに基づき、できるだけバイアス少なく、対立する意見を両方含んだ上で、時事ニュースの現在地を伝えていきます。 お子さんと一緒に聞くことで、親子の会話のきっかけとなり、それぞれのご家庭でのメディアリテラシー育成に役立てていただければ幸いです。
引用元:Apple podcasts
小学1〜3年生向けとのことですが、高学年や中学生の子どもにもぜひ聞かせたいと思う内容です。また、個人的には、大人が聞いても勉強になる番組だと思います。
子どもから出る、ニュースについての「これなに?」「どうして?」という素朴な疑問に丁寧に答えてくれています。大人でも、質問されたときになかなか答えられないようなニュースの疑問についてわかりやすく解説されています。
子ども向けの解説を聞くことで、自分自身がニュースを「粗く」捉えていたことを自覚でき、本質を理解するきっかけにもなっています。
私は娘がまだ2歳に満たないため、まだ難しいですが、いずれ必ず娘と一緒に聞きたいと思っています。
一人の大人として、親として、教員として、永く聴き続けていきたい番組です。
以下は、新井里菜さん自身が番組について説明しているnote記事です。
Beyond K-point

ゴールドマン・サックス証券株式会社を退職し、新たな挑戦をし続ける田中渓(@KeiTanaka_Radio)が、きっとその時間には走っているだろう週の始まる月曜日の朝、1週間を前向きに生きる人に向けエールを送ります。
番組のテーマは「Designing wealth,defining life」
この番組では、「人との出会い」「週間の重要性」「時間の使い方」「お金がお金を生む哲学」「富裕層の思考」など、これまでに田中渓が経験してきた「兆人」のマインドを紐解いていきます。
引用元:Apple podcasts
元ゴールドマン・サックスの田中渓さんの番組です。こちらは、InterFMのラジオ番組ですが、Podcastでも聴くことができます。
田中渓さんの話は、根拠が明確でとてもわかりやすいです。
例えば、「毎朝3時45分に起きて、25kmを走る」という習慣づくりも、ただ気合でおこなっているのではなく、
- 人間は言い訳の天才だから、言い訳できないように寝る前に準備を万全にしておく
- 少しでも走り始めてしまえばそれを続けられるという「作業興奮」を理解する
- 習慣化には時間がかかることを理論的に理解し、負荷は少しずつ上げて達成感を得る
など、根拠を実際の理論などをもとにして説明しています。
他にも、いつかの回でお話されていた「時間を棚卸しする」ということも印象に残っています。自分の目標に対してとるべき行動を、限られた一日の中で実現に近づけていくためには時間の使い方を自らコントロールしていく必要があるというお話でした。
こう聞くと、当たり前のことを言っているようですが、実は皆なかなかできていないことなのだと思います。

私も時間の棚卸しをし、「22:45就寝→5:45起床→6:00〜6:30ブログ執筆」、という生活習慣を確立できました。
私は、教員の業務改善について日々考えていますが、田中渓さんの言葉から多くのヒントを頂いています。特に、今までは何となく思っていた、

資料などは6〜8割位の進捗で提出した方が効率的だよね(80:20の法則)
とか、

時間を決めて業務に取り組むようにすれば、意外とその時間内で終わるように何とかなるよね(パーキンソンの法則)
などが、田中渓さんの言葉によって理論的に裏付けされた感じがします。それによって、自分自身の取り組みも変わってきましたし、何より、周りに伝えるときの説得力が増したと思います。
以下の記事の中には、田中渓さんの言葉を参考にしたものも含まれています。よければこちらも合わせてお読みください。
子育てのラジオ「Teacher Teacher」

世界を回る小学校の先生はるかと、ラジオ番組プロデューサーひとしが子育てについて納得するまで考える番組
引用元:Apple podcasts
番組開始から1年も立たずに「第5回JAPAN PODCAST AWARDS」の教養部門の最優秀賞に選ばれ、更には大賞もW受賞した番組です。
「不登校」など、リスナーからの子育ての悩みに、教員の経験や教育学、心理学などの専門的知見を交えて話しています。
保護者のリアルな悩みを知ることが出来るとともに、そこに周りがどう向き合っていくかという真剣な議論の様子も感じ取ることができます。
Teacher Teacherのお二人は、無料のフリースクール「コンコン」を運営しており、実際に不登校の児童生徒と多く関わっているからこその体験を伴った話で、とても説得力があります。
そして、一方的に価値観を押し付けるのではなく、一緒に考えていこうというスタンスにも共感がもてます。
また、ゲスト回も魅力です。私が特におすすめするのは、「子どもの『何をやっても楽しくない…』を考える(ゲスト・中村俊介)本編110」という回です。
スプリンギンの開発者である、株式会社しくみデザイン代表取締役の中村俊介さんをゲストに招き、子どもの「何をやっても楽しくない…」について考えています。
教員として、親として、非常に考えさせられる回でした。たくさんの方、特に教員の方に聴いてもらいたい回です。上のリンクから是非聴いてみてください。
News Connect(ニュースコネクト)

「News Connect(ニュースコネクト)」は、経済を中心に世界のメガトレンドについて約5分という短い時間で取り上げています。
1日1つ、5分間で、国際政治や海外のビジネスシーンを中心に、世界のメガトレンドがわかる重要ニュースを解説。
朝の支度や散歩、通勤、家事の時間などにお聞きいただけるとうれしいです。
引用元:Apple podcasts
時間のない朝の通勤時に、短時間で効率よく世の中の動きをキャッチすることができる点がおすすめです。私は平日、毎日このニュースコネクトを聞いて世の中の動きを取り入れています。
また、効率性もさることながら、曜日毎に違うパーソナリティの方々が、それぞれの味を出しながらニュースを発信しているという点も気に入っています。
平日版に加えて、ゲストを招いてニュースを深掘りする土曜版や日曜版も配信されます。特に日曜版の、塩野誠さんによるニュースの解説はとても示唆深く、毎回とても勉強になります。
たまに出てくる「教育ネタ」についても、社会全体からの視点で語られていて、我々教員にとって大切にすべき視点を与えてくれていると実感しています。
歴史を面白く学ぶコテンラジオ

歴史を面白く学ぶためのポッドキャスト番組です。日頃からポッドキャストを聴いている方々の間では、あまりに有名な番組でしょう。内容がとにかく面白く、なおかつ学びになります。
この番組は、私がポッドキャストを毎日聴くきっかけとなった番組です。
歴史を愛し、歴史を知りすぎてしまった歴史GEEK2人と圧倒的歴史弱者がお届けする歴史インターネットラジオです。
歴史というレンズを通して「人間とは何か」「私たち現代人の抱える悩み」「世の中の流れ」を痛快に読み解いていく!?
笑いあり、涙ありの新感覚・歴史キュレーションプログラム!
引用元:Apple podcasts
- 歴史について理解が深まる(メタ認知の機会となる)
- 子どもの興味を惹くための社会科授業のネタになる
- 教育に限らず、幅広い視野を獲得できる
などがおすすめのポイントです。
番組紹介にも書かれていますが、歴史そのものを学ぶというよりも、歴史というレンズを通して「人間とは何か」「現代人が抱える悩み」「世の中の流れ」を読み解いていくという点に共感します。そのような考え方のもと、パーソナリティが歴史について、史実に基づいて偏りなく語っている点が気に行っています。
また、制作している「株式会社COTEN」のビジョンやミッションにも強く共感しています。教育に携わる者として、知っておきたい考え方であると思います。
ゆる言語学ラジオ

ゆるく楽しく言語の話をするラジオです。
「springはなぜ春もバネも意味するの?」「『象は鼻が長い』の主語は象?鼻?」
などの身近なトピックから、コトバの奥深さを感じましょう!「言語学の二歩くらい手前の知識が身につくラジオ」を目指しています。YoutubeとPodcastで配信中!
第3回Podcastアワード、ベストナレッジ賞&リスナーズチョイスの2部門同時受賞。2022年に日本一多く票を集めたPodcastです。
引用元:Apple podcasts
ゆる言語学ラジオも、私が長く聴き続けているポッドキャスト番組の1つです。
私はゆる言語学ラジオを聴くまで、「言語学」という存在をよく知りませんでしたが、この番組をきっかけに興味が高まりました。
内容は難しい部分も多く、直接的に小中学生への授業に役立つものは少ないかもしれませんが、授業作りの参考になる内容を扱っていることもあります。
そして何より面白い。この番組は、知的好奇心をくすぐる面白さがあります。
自信をもっておすすめできるポッドキャスト番組の一つです。
限界突破ライフハック

毎日朝3時45分に起きる田中渓と、様々なガジェットを使い倒し続けるけんすう。
何事も「限界突破」してしまう二人が、日常生活のハックについて語るポッドキャストです。
(中略)
成功者の習慣を真似しても続かなかった人、自分なりのやり方を見つけたい人に。異常な二人の「普通の生活」を覗いてみてください。
引用元:Apple podcasts
あくまで私見ですが、「習慣化」や「効率化」という点において、これほど参考になる番組は他にないのではないでしょうか?
私は、教員の業務改善に対して高いモチベーションがあります。業務改善を進めることによって、教員に余裕が生まれ、結果として高い教育効果が生まれると思うからです。
お二人のパーソナリティの掛け合いは、教員の業務改善という視点から見てもヒントになることばかりです。
けんすうさんのガジェットトークなど、時には「何それ?!」と、自分の知らなかった世界を楽しみながら学ばせてもらっています。
ヤング日経

「ヤング日経」は、就活生や若手世代に向けて、日経ニュースを噛み砕いてわかりやすく配信しているポッドキャスト番組です。
「ヤングなら、これだけは知っておこう!」。
明るい未来を目指し、時代の変化を先取りするニュースをお届けします。
引用元:Apple podcasts
私は「ヤング世代」ではありません。しかし、若手世代に向けた話が世の中を知るための新たな視点を与えてくれるので、日常的に聴いています。
また「10秒ビジネス用語」のコーナーでは、就活生や若手社員が知っておくべきビジネスの基本用語を紹介しています。教員は、ビジネスの世界のことについて、自ら求めていかなければなかなか知ることができません。
教育に携わる者として、育てた子どもたちが将来活躍するビジネスについての視点をもっておくことも重要ではないでしょうか。
そういった意味でも「ヤング日経」は、世代を問わず教員の方にもおすすめです。
定時までに帰れるラジオ

ビジネスパーソンのみなさんが「定時までに帰れること」をサポートするため、業務効率化やキャリアアップに役立つビジネス書の著者をスタジオに招待。今日から仕事にちょっと役立つヒントや方法をインタビューしていきます。
引用元:Apple podcasts
定時までに帰るための仕事への向き合い方や、仕事の本質について、ビジネスの現場から毎回ゲストを招いて紹介しています。「学校の働き方改革」を考えていく上でも、学校現場以外の様々な業界の視点を取り入れていくことも必要です。
ゲストの方々の意見はとても学びになることが多く、教育現場で取り組めることもあります。学校で当たり前になっている点などについても、改めて考え直すキッカケを与えてくれます。
働き方改革を進めていきたいと考えている教員の方に、特におすすめできる番組です。
業務効率化やキャリアアップに役立つビジネス書の著者をスタジオに招待してインタビューしているため、読みたい本を見つけるきっかけにもなります。私がおすすめするビジネス書は以下で紹介しているので、合わせてお読みください。
TALENT TALK 〜才能が見つかれば、仕事も人生もうまくいく〜

才能研究を基盤としたタレントプロデュース・プロダクション・スクール・研修事業を行う株式会社TALENT代表の佐野 貴(たかちん)が、Podcast Studio Chronicle代表の野村高文と供に一人ひとりに秘められた才能を見つけ、その才能を活かして、自分らしい仕事や人生をつくっていくためのヒントを楽しく発信していく番組。
引用元:Apple podcasts
人の才能についての研究を重ねて組織開発や人材開発事業を展開している、たかちんさんを中心に、才能の見つけ方や生かし方について語るポッドキャストです。
私はこの番組以前の「みんラボ」「みんラボ2」「SAI 〜凡人の非凡の才能を科学する〜」の頃からのリスナーです。
人の才能についての話は、
- 自分自身が教員として、才能を発揮するための方法
- 子どもたちの才能の見つけ方や生かし方
という2つの視点から、とても学びになっています。
番組を聴きながら、自分自身について内省する機会を与えてくれるとても貴重な番組です。
ライフハッカー・ジャパン Tiny Hack Express

ちょっとした生活の工夫や発見を提供するライフハッカー「tinyhack」の記事から、厳選したハックを音声版として紹介。
引用元:Apple podcasts
仕事に役立つハック術について、ライフハッカージャパンの記事から短時間でわかるように紹介しているポッドキャストです。
主にビジネスシーンにおける仕事術などの話が中心ですが、教員の仕事にも役立つ点が多いと感じます。
業務効率化や働き方改革などで、教員にも役立つ内容が多く紹介されているので、とてもおすすめです。
最後に
この記事では、教員におすすめのポッドキャストを紹介してきました。
忙しい日々の中でも、耳からのインプットを継続し、スキルアップなどにつなげていくことが大切です。もしよければ、今回紹介したポッドキャストを聞いてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。



