【教員のAI活用】NotebookLMで劇的に業務改善する方法

教員の働き方や指導法

突然ですが、皆さんは日々の業務にAIを活用していますか?教員である私は少しずつ活用を始めているという立場ですが、使い始めると「これは使える!」と驚く場面が多々あります。日々の業務改善に間違い無くつながっています。

今回は、私が活用しているAIの中から最近「これはすごい!」と感じた、Googleが提供するAIツール「NotebookLM(ノートブックエルエム)」について紹介します。教育現場での活用法について詳しく解説していくので、業務改善を目指す教員の方にお読みいただきたいです。

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NotebookLMって、一体何?

画像はhttps://notebooklm.google.com/から引用

NotebookLMは、Googleが提供するAIの一つです。皆さんがアップロードした様々なデータ(例えば、研究論文、会議の議事録、個人のノート、会議の録音データなど)を読み込み、その内容に基づいて、

  • 要約の生成
  • 質問への回答
  • 文書作成
  • 要約の音声出力

などを自動で行ってくれる優れものです。Googleアカウントがあれば、誰でも無料ですぐに使い始められます。

まさに「感動」!私の実体験

ディスカッションの場で初めてNotebookLMを使ってみたときの感動は今でも鮮明に記憶に残っています。あまりの便利さに驚愕しました。

私がしたことは、約1時間半にわたる演習の様子をスマートフォンで録音しただけ。

その録音データをNotebookLMに読み込ませたところ、なんとたった数分でディスカッションの議事録が簡単に作成できたのです!1時間半もの濃密な議論が、たった数分で的確に整理され、文字数指定まで可能でした。

このディスカッションでは、複数の議題に関する意見交換が行われていましたが、NotebookLMはそれぞれの内容について指定した文字数で詳細にまとめてくれたのです。しかも、精度がとても高い。AIをすべて鵜呑みにするのは危険ですが、一から資料作成する手間を考えれば、ベースとなる資料としてのクォリティは十分と言えます。

あなたの「困った」をAIが解決!教員のNotebookLM活用法

その体験以降、私はNotebookLMを業務で活用しています。そんな私が現時点で「これは使える!」と感じた「NotebookLM」の活用法をご紹介します。

職員会議の議事録作成に!

私の勤務校ではこれまで、職員会議の際に、当番制で手書きの議事録を作成していました。過去に勤務した学校は皆そうだったので、今でもそのような学校は多いのではないでしょうか?

NotebookLMを使えば、会議の録音データから瞬時に議事録が作成でき、データとして保存できるため、会議欠席者も詳細な内容を簡単に把握できます。まさに「記録者」の負担を劇的に減らす画期的なツールです。議事録づくりに必死になっていた時間をディスカッションへの参加にあてることができます。

授業改善のための振り返りに!

授業中の自身の発問や児童の発言をポケットに入れたスマートフォンで録音し、NotebookLMに読み込ませるだけで、すべて文字起こししてくれます。これにより、授業者自身が授業を客観的に振り返り、改善点を見つけるのに大いに役立ちます。

グループ活動の内容共有で学びの深まりにつなげる!

複数のグループでの対話をそれぞれ録音し、NotebookLMに読み込ませることで、グループごとの対話内容を要約させれば、次回の授業で他のグループに簡単にシェアできます。これにより、学びの深まりが期待できます。

さいごに

ここまで教員のAI活用法として、NotebookLMについて書いてきました。

ここまで技術が進歩していると、使うと得というよりむしろ使わないと損という感じです。まずはぜひ一度、ご自身の目でその便利さを体験してみる所から始めてみてください!
「こんな活用方法もあるよ!」といったアイデアがあれば、お問い合わせフォームやXのコメントなどでぜひ教えてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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