私は、ほぼ毎日ポッドキャストを聴いています。耳だけで情報を取り入れられるポッドキャストは、通勤や家事の時間など「何かをしながら」のインプットに最適です。
この記事では、教員の方向けにおすすめするポッドキャスト番組を7つ紹介します。
教員の方はもちろん、教員を目指す方や、教員とは関係ない職業の方にもおすすめできる内容です。
教員にポッドキャストをおすすめする理由
おすすめポッドキャスト番組を紹介する前に、教員の皆さんにポッドキャストをおすすめする理由をお伝えします。
通勤時に「ながら聞き」できる
通勤時に「ながら聞き」できることがおすすめの理由の1つです。
特に地方では、通勤に車を利用している教員の方が多いと思います。私もその1人です。車通勤中には、読書したり新聞を読んだりすることができません。
しかし、ポッドキャストなら運転中に「ながら聞き」できるため、時間を無駄にせずにインプットの時間にあてることができます。
また、電車の中や徒歩での移動中に聴くことができるため、電車通勤の方にもおすすめです。
短時間で効率よく情報収集できる
多忙な毎日の中で、インプットの時間に多くの時間を割ける方は決して多くないでしょう。
ポッドキャスト番組の中には、短時間に効率よく情報をインプットできる番組が多くありますので、忙しい毎日の中でも短時間で情報収集が可能となります。
また、ポッドキャスト以外にも「オーディオブック」もおすすめです。通勤時間などを貴重な読書時間にあてることができます。
オーディオブックとはプロのナレーターや声優が書籍を読み上げてくれる「耳で聴く本」です。 オフライン再生もできるので、移動中や作業中など「いつでもどこでも」「効率的に」本を聴くことができます。 |
教員におすすめのポッドキャスト番組7選(本題)
ここからは、私が実際に聴いているポッドキャスト番組の中から、教員の方におすすめの番組を7つ紹介します。
歴史を面白く学ぶコテンラジオ
リンク:歴史を面白く学ぶコテンラジオ
歴史を面白く学ぶためのポッドキャスト番組です。内容がとにかく面白く、なおかつ学びになります。私がポッドキャストを毎日聴くようになるきっかけとなった番組です。
- 歴史について理解が深まる(メタ認知の機会となる)
- 社会科で授業する際に子どもの興味を惹くためのネタになる
- テーマによっては、教育についての新たな視点を獲得できる
などがおすすめのポイントです。歴史について、史実に基づいて偏りなく学ぶことができる点が特におすすめできるポイントです。
また、制作している「株式会社COTEN」のビジョンやミッションにも強く共感しています。教育に携わる者として、考えの一つとして知っておいて損はないと思います。
ゆる言語学ラジオ
リンク:ゆる言語学ラジオ
ゆる言語学ラジオも、私が長く聴き続けているポッドキャスト番組の1つです。
私はゆる言語学ラジオを聴くまで、「言語学」という存在を気にしたことがありませんでしたが、この番組をきっかけに興味が高まりました。
内容は難しい部分も多く、直接的に小中学生への授業に役立つものは少ないかもしれませんが、授業作りの参考になる内容を扱っていることもあります。
そして何より面白く、自信をもっておすすめできるポッドキャスト番組の一つです。
News Connect(ニュースコネクト)
リンク:News Connect
「News Connect(ニュースコネクト)」は、経済を中心に世界のメガトレンドについて約5分という短い時間で取り上げています。
時間のない朝の通勤時に、短時間で効率よく世の中の動きをキャッチすることができる点がおすすめです。
また、効率性もさることながら、曜日毎に違うパーソナリティの方々が、それぞれの味を出しながらニュースを発信しているという点も気に入っています。
平日版に加えて、ゲストを招いてニュースを深掘りする土曜版や日曜版も配信されます。特に日曜版の、塩野誠さんによるニュースの解説はとても示唆深く、毎回とても勉強になります。
たまに出てくる「教育ネタ」についても、社会全体からの視点で語られていて、我々教員にとって大切にすべき視点を与えてくれていると実感しています。
ヤング日経
リンク:ヤング日経(サクッとわかるビジネスニュース)
「ヤング日経」は、就活生や若手世代に向けて、日経ニュースを噛み砕いてわかりやすく配信しているポッドキャスト番組です。
私は「ヤング世代」ではありませんが、若手世代に向けた話が世の中を知るための新たな視点を与えてくれるので、日常的に聴いています。
また「10秒ビジネス用語」のコーナーでは、就活生や若手社員が知っておくべきビジネスの基本用語を紹介しています。教員は、ビジネスの世界のことについて、自ら求めていかなければなかなか知ることができません。
教育に携わる者として、育てた子どもたちが将来活躍するビジネスについての視点をもっておくことも重要ではないでしょうか。そういった意味でも「ヤング日経」は、世代を問わず教員の方にもおすすめです。
定時までに帰れるラジオ
リンク:定時までに帰れるラジオ
定時までに帰るための仕事への向き合い方や、仕事の本質について、ビジネスの現場から毎回ゲストを招いて紹介しています。「学校の働き方改革」を考えていく上でも、学校現場以外の様々な業界の視点を取り入れていくことも必要です。
ゲストの方々の意見はとても学びになることが多く、教育現場で取り組めることもあります。学校で当たり前になっている点などについても、改めて考え直すキッカケを与えてくれます。
働き方改革を進めていきたいと考えている教員の方に、特におすすめできる番組です。
教員の働き方改革については、以下の記事で詳しく書いています。
TALENT TALK 〜才能が見つかれば、仕事も人生もうまくいく〜(旧:SAI)
リンク:才能が見つかれば、仕事も人生もうまくいくTALENT TALK
人の才能についての研究を重ねて組織開発や人材開発事業を展開している、たかちんさんを中心に、才能の見つけ方や生かし方について語るポッドキャストです。
私はこの番組以前の「みんラボ」「みんラボ2」「SAI」の頃からのリスナーです。人の才能についての話は、
- 自分自身が教員として、才能を発揮するための方法
- 子どもたちの才能の見つけ方や生かし方
という2つの視点から、とても学びになっています。
番組を聴きながら、自分自身について内省する機会を与えてくれるとても貴重な番組です。
ライフハッカー・ジャパン Tiny Hack Express
リンク:ライフハッカー・ジャパン Tiny Hack Express
仕事に役立つハック術について、ライフハッカージャパンの記事から短時間でわかるように紹介しているポッドキャストです。
主にビジネスシーンにおける仕事術などの話が中心ですが、教員の仕事にも役立つ点が多いと感じます。
業務効率化や働き方改革などで、教員にも役立つ内容が多く紹介されているので、とてもおすすめです。
働き方改革と業務効率化については、以下の記事で具体的な方法を書いています。
まとめ
この記事では、教員におすすめのポッドキャストを紹介してきました。忙しい日々の中でも、耳からのインプットを継続し、スキルアップなどにつなげていくことが大切です。もしよければ、今回紹介したポッドキャストを聞いてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。