私は30代教員です。
そんな私は2023.10月にブログを開設し、ブログを中心にSNSでも発信をしています。
この記事では、現役教員である私がブログやSNSで発信する理由やメリットについてお伝えしていきます。
ブログ開設のきっかけ
ブログを開設したきっかけは、たまたまyoutubeで「ブログ開設」についての動画を見たことでした。
日々インプットの場はあるものの、学んだことをアウトプットする場がなかなかないなと漠然と思っていた時期でした。
ブログでなら、教員として10年以上勤務してきた知識や学んだことを気軽にアウトプットできると考え、ブログを開設しました。
ブログやSNSで発信する理由は主に「自己研修」
そんな何気ないきっかけで始めたブログですが、今では主に「自己研修」という目的で発信しています。
アウトプットによって自分を高めたいから
そもそもブログを開設したきっかけはアウトプットの場をつくりたかったからです。
私は日頃、読書やポッドキャストなど、様々な形で学んでいます。以下の記事では、教員の皆さんにおすすめのポッドキャスト番組を紹介しています。
さらに学びを深めるために重要だと考えたのは「アウトプット」です。学んだことや自分の考えについてアウトプットする場はこれまでにもありました。しかし、インプットに比べて圧倒的に機会が少ないことを感じていました。
そこで、ブログでこれまでの経験から学んだことを記事にして発信することにしたのです。私にとってブログ配信は、アウトプットという、自分を高める貴重な自己研修の場となっています。
たくさんの人の役に立ちたいから
私は「人を幸せにしたい」という理由で教員という仕事をしています。
目の前の子どもたちの成長は、その子たちが大人になったときに幸せな生活を送っていくためのベースとなると考えているからです。
つまり、私は根本的には「人の役に立ちたい」という想いで教員をしています。
教員という仕事の特性上、担当している児童生徒以外との関わりがあまりありません。一定範囲の人間関係の中で密度の濃い日々を送る環境だからこそ生まれる価値もあります。そう考えているからこそ教員の仕事を続けている訳です。
しかし、「よりたくさんの人の役に立ちたい」という気持ちもあります。その気持ちは、教員としての日々の子どもたちとの関わりだけでは満たされません。
そんな「たくさんの人の役に立つ」という想いを実現させてくれるのがブログです。
私が10年以上にわたって携わってきた「教育」について「誰かの知りたいこと」「困っていることの解決策」などを発信することで、
- 現役の教員の方
- 小中学生の保護者の方
- 教員を目指す方
- 教育ついて知りたい一般の方
など、多くの方の役に立ちたいと考えてブログを中心に発信しています。
自分の力を試したいから
自分の力を試したいというのも、ブログやSNSで発信している理由の1つです。
教員という仕事は、目の前に児童生徒がいるということが前提の仕事です。児童生徒が目の前にいることは当たり前であり、その児童生徒は私のことを選んでいる訳ではありません。
それに対してブログは、はじめからたくさんの方が記事を読んでくれる訳ではありません。学校で例えるなら、誰もいない教室に児童生徒を集める所から授業を始めるようなものです。ブログでは、記事の内容を「見たい」と思ってくださる方がいて初めてアクセスしていただけるため、自分の力でアクセスを集めなければならないのです。
- どんなテーマの記事が必要とされているか?
- 皆さんの役に立つ記事にするにはどんな文章にすればよいか?
- どんな構成にすれば最後まで読んでもらえるか?
など、より多くの皆さんに記事を読んでいただくためには私自身の工夫が必要です。ブログはその点において自分の力を試せる場です。
これも、日々の教員としての業務だけでは経験できない貴重な自己研修の場です。
ブログ配信することのメリット
ブログやSNSでの配信を続けている中で、発信することのメリットを感じるようになりました。そして、それらのメリットは本業にも役立てることができています。
ここからは、教員である私がブログやSNSで発信する事によって感じている、本業にも役立つメリットについて書いていきます。
教育関連のニュースや話題への感度が高まる
ブログを書くようになってまず感じたメリットは、教育関連のニュースや話題への感度が高まったことです。
ブログを書くことで、自然と日頃から記事のネタを探すようになります。
- 最新のニュースは?
- 話題になっていることは?
- 読者が今知りたい情報は?
などがこれまで以上に気になるようになります。これは、ブログ執筆だけでなく、本業の教員としてもプラスになっていると思います。
時間管理の力が身につく
時間管理の力が身につくということも、ブログを始めてから感じるメリットの一つです。
私はブログ執筆を、早朝の出勤前や土日の空いた時間に行うことが多いです。もちろん、本業の教員という仕事に支障があってはいけませんし、育児も疎かにできません。
そこで大切なのは、
- 空いた時間をいかに作り出すか
- 短い時間をいかに有効に使うか
の2点です。それらを考えながら執筆作業を進めることで、時間管理の力が以前より身についたと感じます。
このことは、本業である教員の仕事にも生かされています。やるべき仕事をリストアップして優先順位をつけたり、時間で区切って効率的に進められるようになった実感があります。
時間管理や業務効率化については以下の記事で書いています。
文章力が高まる
文章力が高まるというのも、ブログ執筆のメリットだと感じます。具体的には、
- 文章の構成力
- 文章を書くスピード
の2つです。
1記事あたりおよそ3000〜4000字程度の記事を最後まで読んでいただくためには、文章の構成を意識しなければいけません。
最後まで読んでいただける記事を、限られた時間の中で執筆していくことで、私自身の文章力が向上したと思います。
本業の教員でも、学級通信などで文章を書く機会はあります。
- 伝えたいことが伝わる構成
- 最後まで読んでもらえる構成
などをこれまで以上に意識するようになりました。文章を書く時間もこれまで以上に短くなりました。ブログ執筆によって、本業にも良い影響があります。
副業として収益化できる可能性もある
教員は公務員であり、副業は原則認められていません。公務員には「職務専念義務」というものがあるからです。しかし、場合によっては副業が認められます。
ブログの収益化が副業として認められるかどうかは、所属する教育委員会毎の判断となります。私のブログのように、すべて教育に関する内容であり、本業に差し支えなく、本業に生かせる能力も高められるものであれば、副業として認められる可能性もあります。
教員の副業については以下の記事で書いています。
今後は書籍の執筆などにも繋げたい
書籍の執筆
私には、「書籍を執筆してみたい」という漠然とした目標があります。
ブログ記事は、気軽に多くの方に読んでいただけるという反面、一記事当たりの滞在時間は数分程度です。もちろん、その滞在時間で多くの方に情報発信できますが、伝えたいことをよりじっくり詳しく伝えることは難しいです。
そんな思いから、いずれは情報を書籍という形で体系的にまとめて出版してみたいという想いもあります。そのためにも、これからも地道にブログを更新することで知識や文章力を高め、目標に近づいていきたいと思います。
終わりに
ここまでお読みいただきありがとうございました。
私の想いや考えが、一人でも多くの方に伝わるといいなと思っています。今後も本ブログをよろしくお願いします。